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減損の兆候(げんそんのちょうこう)

 減損の兆候とは、減損会計において、資産又は資産グループに減損が生じている可能性を示す事象をいい、例えば、資産又は資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが継続してマイナスとなっていること、資産又は資産グループが使用されている範囲又は方法について変化が生じたこと、資産又は資産グループが使用されている事業に関連して経営環境が著しく悪化したこと、資産又は資産グループの市場価格が著しく下落したこと等が挙げられます。減損の兆候がある場合には、当該資産又は資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行います。

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