お金を貸すとそのお金を返してもらう権利が生じますこれを貸付金(資産)といいます。お金を借りた側には、お金を返す義務が生じます。これを借入金(負債)といいます。お金の貸し借りの場合、借り手が貸し手に借用書を渡します。
取引先に現金100円を貸した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
貸付金 | 100 | 現金 | 100 |
貸付金(資産)が100円増加し、現金(資産)が100円減少します。
取引先から現金50円を返してもらった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金 | 50 | 貸付金 | 50 |
現金(資産)が50円増加し、貸付金(資産)が50円減少します。
取引先から貸付金利息3円を現金で受け取った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金 | 3 | 受取利息 | 3 |
現金(資産)が3円増加し、受取利息(収益)が3円増加します。
取引先から現金100円を借りた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金 | 100 | 借入金 | 100 |
現金(資産)が100円増加し、借入金(負債)が100円増加します。
取引先に現金50円を返した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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借入金 | 50 | 現金 | 50 |
借入金(負債)が50円減少し、現金(資産)が50円減少します。
取引先に借入金利息3円を現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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支払利息 | 3 | 現金 | 3 |
支払利息(費用)が3円増加し、現金(資産)が3円減少します。
借用書の代わりに、手形を担保として、お金の貸し借りをすることがあります。この時振り出されれる手形は、通常の手形と区別して金融手形といわれます。お金を貸した場合は手形貸付金(資産)、お金を借りた場合は手形借入金(負債)で処理します。
取引先に現金100円を貸し約束手形を受け取った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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手形貸付金 | 100 | 現金 | 100 |
手形貸付金(資産)が100円増加し、現金(資産)が100円減少します。
取引先から現金100円を借り約束手形を渡した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金 | 100 | 手形借入金 | 100 |
現金(資産)が100円増加し、手形借入金(負債)が100円増加します。