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日商簿記3級の合格に近づけるおすすめ過去問5選!

日商簿記3級に合格したいのなら、過去問を活用すると効果的です。しかし、一口に過去問といってもそれぞれ特長が異なるため、特長を押さえることが重要です。この記事では、具体的におすすめの過去問5選の特長についても紹介したうえで、過去問をどのように活用するべきか、選び方のポイントなどについて解説します。簿記3級の資格取得に有効な過去問を知ることができるはずです。

 

1. スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集

 

Ⅰ. 著者・監修者:滝沢ななみ
Ⅱ. 過去問の金額:1,000円(税抜)
Ⅲ. 別売テキスト:スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト&問題集
Ⅳ. 過去問の特長

この過去問は、価格が1,000円となっており今回紹介する中ではもっとも安くなっています。安いだけではなく、中身も優れておりシリーズ化するほど好評な過去問です。「スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集」の特長は、簿記3級の過去問だけではなく、簿記3級の試験傾向を反映させた予想問題もまとまっていることです。そのため、簿記3級の試験直前におすすめの一冊となっています。過去問と予想問題集が1つになっているためコンパクトで、それぞれ別に購入するよりも経済的なのも良い点です。
使いやすさにもこだわって作られています。問題部分と答案部分が取り外し可能なので、答え合わせや解説との照らし合わせもしやすく、ストレスなく学習することができるでしょう。答案用紙をダウンロードできるサービスが付随しているのもポイントです。繰り返し演習できるため、本試験のイメージがしやすくなっています。もちろん、解説も充実しています。シンプルで分かりやすい解説なので、問題を解きながら知識を深めることが可能です。

 

2. サクッとうかる日商3級 はじめての過去問

 

Ⅰ. 著者・監修者:桑原知之
Ⅱ. 過去問の金額:1,200円(税抜)
Ⅲ. 別売テキスト:サクッとうかる日商3級テキスト
Ⅳ. 別売問題集:サクッとうかる日商3級トレーニング
Ⅴ. 過去問の特長

「サクッとうかる日商3級 はじめての過去問」は、1,200円で購入できます。この過去問は、直近の簿記3級の本試験をそのまま掲載しているのが特長です。そのため、実際に出された問題の解き方を学ぶことができます。また「解き方」を勉強することを重視して作られているのも、大きな特長となっています。この過去問は2部形式になっており、1部では解答の作成手順を紹介しています。特に重要な解き方は文字の色を変えて強調しているので、重視すべきポイントが一目瞭然です。
2部では、本試験形式の問題が用意されています。前半の3回分では必ず身につけておくべき問題を中心に、後半3回分では直近の本試験をそのまま掲載しているので、効率的に試験対策ができるのです。また、問題のレベルが徐々に上がっていくような構成になっているので、1つずつクリアしていくことで実力がつくようになっています。試験傾向に近い形の問題に取り組むことができるので、本番に向けた練習を積むのにはぴったりの過去問です。

 

3. 合格するための過去問題集 日商簿記3級

 

Ⅰ. 著者・監修者:TAC
Ⅱ. 過去問の金額:1,600円(税抜)
Ⅲ. 別売テキスト:合格テキスト 日商簿記3級
Ⅳ. 別売問題集:合格トレーニング 日商簿記3級
Ⅴ. 過去問の特長

「合格するための過去問題集 日商簿記3級」は、1,600円で購入できます。この過去問は随時改定されているため、直近の試験傾向や解説に強いのが特長です。新しい試験傾向に沿った分析がまとめられているため、実際の試験に向けた対策をしやすい過去問となっています。また直近12回分の日商簿記検定で出題された過去問が掲載されており、ボリュームがあるのも魅力です。各問ごとに典型的な出題形式などを厳選して解説しているので本試験の傾向を把握することができ、問題ごとの対策を立てやすくなっているのもメリットです。
現役講師による解説が付いているのも特長となっています。分かりやすい解説によって、理解力がアップすること間違いなしです。また、答案用紙を無料でダウンロードできるため、何度も解き直しができます。反復練習を積むことが可能なので、簿記3級の試験対策にはぴったりの過去問です。

 

4. 過去問題集 日商簿記3級

 

Ⅰ. 著者・監修者:大原簿記専門学校
Ⅱ. 過去問の金額:1,600円(税抜)
Ⅲ. 過去問の特長

「日商簿記3級 過去問題集」は1,600円で購入できます。この過去問は、直前の学習対策としておすすめの1冊です。過去12回分の本試験問題をそのまま掲載しているため、本試験のイメージを確認することができます。そのため、最後の総仕上げとして取り組むことで、万全の試験対策ができるでしょう。解き方の解説も充実しています。解説には図解を多数使用していて、補足説明もしっかりと付いているので理解度を高めることができます。本試験の対策方法についても説明があるため、試験直前であっても無駄なく必要なポイントを押さえられます。また、チェックシートがついているので、苦手な部分や復習するべき項目を客観的に知ることができ、効率的に学習することが可能です。

 

5. TAC直前予想 日商簿記3級

 

Ⅰ. 著者・監修者:TAC
Ⅱ. 予想問題集の金額:1,200円(税抜)
Ⅲ. 予想問題集の特長

「TAC直前予想 日商簿記3級」は、1,200円で購入できます。この予想問題集は、簿記3級の過去問の傾向を基にして問題と答案用紙を本試験そっくりに作成した予想問題集です。高い的中率があるため、口コミでも高評価な1冊となっています。仕訳カードが付属しているのも特長でしょう。カードを使えば頻出仕訳を一気に覚えることができますし、PDFで使用するとスマホでの確認も可能です。スマホで確認できることで、移動中なども気軽に学習できるため効率的に覚えられます。
また、動画によるレクチャー配信も行っており、より分かりやすく解説を聞くことができます。学習論点をスケジュールにして提案してくれるのもポイントです。合格に向けて学習のスケジュールを立てることは重要なのですが、どのように組み立てればいいのか分からない人も多いでしょう。この予想問題集を使えば、スケジューリングが苦手な人でも効率良く学習に取り組むことができます。

 

過去問の活用法とは?

過去問は、試験の直前に取り組むものといったイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、過去問を取り入れながら学習していく方法もあります。ここでは、具体的な過去問の活用法について見ていきましょう。

 

1. 簿記の過去問を見て試験レベルを確認する

過去問を見て試験レベルを確認するといった活用法があります。確認する際に重要なのが、ある程度簿記3級の知識を取り入れたうえで過去問を読むことです。簿記3級の知識が全く無い状態で過去問を見ても、どの程度のレベルなのかを判断することができません。そのため、簿記3級の知識をある程度は取り入れた時点で過去問に目を通します。
このとき、問題を解く必要はありません。とりあえず読んでみることを意識しましょう。過去問を読むことで、試験レベルを確認することができます。どのくらいの範囲の知識が必要になるのか、問題を解くためにはどのくらい勉強するべきなのかといった見通しをつけられるので、効率的に勉強できるようになるのです。

 

2. 簿記検定に必要な解き方の技術を取り入れる

簿記3級に合格するためには、出題される問題の解き方を知る必要があります。解き方の技術を勉強するために、過去問を活用するのも良い方法でしょう。簿記3級の試験に向けて、教科書のみで知識を取り入れている人も少なくありません。もちろん、テキストなどから知識を取り入れることは重要です。しかし、知識だけで実際の解き方を知らないのでは、問題を解くことはできません。知識と同時に解き方も身に付けなければ、試験に合格することは難しくなるでしょう。
過去問で出題された問題の「解き方」部分をしっかり理解して考え方を身につけることによって、多少異なる問題であってもスムーズに解けるようになります。多くの過去問の解き方を身に付けることで、様々な問題に対応できるようになるため、合格に近づくことができるでしょう。

 

3. 簿記検定の時間配分の戦略を立てる

試験の時間配分を考えるのにも、過去問は役立ちます。日商簿記の試験には、決められた時間があります。そのため、試験時間内にしっかりと問題を解いていかなければいけません。過去問を取り入れることによって、実際の試験で解くのに時間がかかりそうな問題や時間をかけてじっくり取り組む箇所などが分かるようになるので、時間配分の計画を立てやすくなります。
過去問を解く際に時間を計るようにすることも重要です。自分が問題を解くのにどのくらいの時間がかかっているのか知ることは、試験の時間配分を考えるうえで重要な要素になります。そのため、どの問題にどのくらいの時間がかかるのかを計っておきましょう。時間内に解けなくても構わないので、最後まで問題を解くことが大切です。きちんと時間を計ることによって、時間がかかり過ぎている箇所、スピードアップできる箇所などが分かるようになります。実際の試験では、時間内にしか答案用紙に向き合うことはできませんから、それぞれの問題にかける時間は勉強段階から意識すると良いでしょう。

 

自分に合った過去問で勉強して簿記3級に挑もう!

過去問には様々な種類があります。解説が重視されているものから、反復練習を重要視しているもの、解き方に特化したものというように、それぞれに特長があります。そのため、自分がどのように学習していきたいのかを考えて、学習しやすいスタイルの過去問を選ぶことが効率的な学習につながります。スマホと連携したサービスなどもあるので、付属サービスにも注目して選ぶと良いでしょう。

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