9月1日に、お店の家賃1年分36,000円を後払いで支払うことになっている。会計期間は1月1日から12月31日である。12月31日の決算整理仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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支払家賃 | 12,000 | 未払家賃 | 12,000 |
支払家賃(費用)が12,000円増加し、未払家賃(負債)が12,000円増加します。
36,000円×4ヶ月÷12ヶ月=12,000円。9月から12月は、4ヶ月。
1月1日の再振替仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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未払家賃 | 12,000 | 支払家賃 | 12,000 |
未払家賃(負債)が12,000円減少し、支払家賃(費用)が12,000円減少します。
翌年9月1日の家賃支払い時の仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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支払家賃 | 36,000 | 現金 | 36,000 |
支払家賃(費用)が36,000円増加し、現金(資産)が36,000円減少します。
7月1日に取引先に現金120,000円を利息1%で1年間貸し付けた。利息は貸し付けたお金と一緒に受け取ることとする。会計期間は1月1日から12月31日である。7月1日の仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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貸付金 | 120,000 | 現金 | 120,000 |
貸付金(資産)が120,000円増加し、現金(資産)が120,000円減少します。
12月31日の決算整理仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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未収利息 | 600 | 受取利息 | 600 |
未収利息(資産)が600円増加し、受取利息(収益)が600円増加します。
120,000円×1%×6ヶ月÷12ヶ月=600円。7月から12月は、6ヶ月。
1月1日の再振替仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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受取利息 | 600 | 未収利息 | 600 |
受取利息(収益)が600円減少し、未収利息(資産)が600円減少します。
9月1日に、お店の家賃を向こう1年分36,000円を支払った。会計期間は1月1日から12月31日である。9月1日の仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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支払家賃 | 36,000 | 現金 | 36,000 |
支払家賃(費用)が36,000円増加し、現金(資産)が36,000円減少します。
12月31日の決算整理仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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前払家賃 | 24,000 | 支払家賃 | 24,000 |
前払家賃(資産)が24,000円増加し、支払家賃(費用)が24,000円減少します。
翌年度の1月~8月は、8ヶ月。36,000円×8ヶ月÷12ヶ月=24,000円
1月1日の再振替仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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支払家賃 | 24,000 | 前払家賃 | 24,000 |
支払家賃(費用)が24,000円増加し、前払家賃(資産)が24,000円減少します。
7月1日に取引先に現金120,000円を利息1%で1年間貸し付けた。利息を差し引き、現金を渡した。会計期間は1月1日から12月31日である。7月1日の仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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貸付金 | 120,000 | 受取利息 | 1,200 |
現金 | 118,800 |
貸付金(資産)が120,000円増加し、受取利息(収益)が1,200円増加し、現金(資産)が
118,800円減少します。120,000円×1%=1,200円
12月31日の決算整理仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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受取利息 | 600 | 前受利息 | 600 |
受取利息(収益)が600円減少し、前受利息(負債)が600円増加します。
120,000円×1%×6ヶ月÷12ヶ月=600円。翌年度の1月から6月までは、6ヶ月。
1月1日の再振替仕訳をしなさい。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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前受利息 | 600 | 受取利息 | 600 |
前受利息(負債)が600円減少し、受取利息(収益)が600円増加します。