減価償却（げんかしょうきゃく）
減価償却とは、取得した固定資産を長期間使用する場合において、その費用を耐用年数に亘り分配する会計上の手続きをいいます。
償却できる資産には、有形固定資産（建物、器具備品など）と無形固定資産（特許権など）があり、このうち有形固定資産に対し行う償却を減価償却といいます。
無形固定資産の場合には償却と呼びます。また、土地は減価償却をすることができません。
固定資産の取得に要した支出額は、費用収益対応の原則の観点から、収益獲得のために利用した期間に渡って費用配分することが望まれます。
