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小口現金20,000円を小切手を振り出して小口係りに前渡した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
小口現金 | 20,000 | 現金 | 20,000 |
小口現金(資産)が20,000円増加し、現金(資産)が20,000円減少します。
今月中の支払に付き小口係りから次の報告があった。
交通費 2,000円 消耗品費 2,400円 通信費 5,000円
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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交通費 | 2,000 | 小口現金 | 9,400 |
消耗品費 | 2,400 | ||
通信費 | 5,000 |
交通費(費用)が2,000円増加し、消耗品費(費用)が2,400円増加し、通信費(費用)が
5,000円増加し、小口現金(資産)9,400円減少します。
小口係に小切手9,400円を振り出して小口現金を補給した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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小口現金 | 9,400 | 当座預金 | 9,400 |
小口現金(資産)が9,400円増加し、当座預金(資産)が9,400円減少します。
実際の現金残高が200円だったが、現金の帳簿残高は350円だった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
現金過不足 | 150 | 現金 | 150 |
現金(資産)を150円減少させて帳簿残高を実際の現金残高に一致させ、相手勘定に現金過不足
150円を計上します。
帳簿残高が200円あったが、実際の現金残高は350円だった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | 150 | 現金過不足 | 150 |
現金(資産)を150円増加させて帳簿残高を実際の現金残高に一致させ、相手勘定に現金過不足
150円を計上します。
現金過不足100円(借方残高)の原因を調査したところ、買掛金の支払い100円だと判明した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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買掛金 | 100 | 現金過不足 | 100 |
買掛金(負債)が100円減少し、相手勘定に現金過不足100円を計上します。
現金過不足70円(貸方残高)の原因を調査したところ、貸付金の利息70円だと判明した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金過不足 | 70 | 受取利息 | 70 |
受取利息(収益)が70円増加し、相手勘定に現金過不足70円を計上します。
期末の決算時に現金過不足の借方残高50円を雑損失として処理した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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雑損失 | 50 | 現金過不足 | 50 |
雑損失(費用)が50円増加し、相手勘定に現金過不足50円を計上します。
期末の決算時に現金過不足の貸方残高60円を雑収入として処理した。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金過不足 | 60 | 雑収入 | 60 |
雑収入(収益)が60円増加し、相手勘定に現金過不足60円を計上します。